SEKAI人KASAI人 リアルボイス 楊莉

楊莉

第1生産技術部 第3課

ヨウ リ楊 莉

[2012年入社 情報理工学部 コンピュータ応用工学科 卒業]

楊 莉のON

グローバル拠点20箇所以上、留学生出身でも働きやすい会社です。

わたしの業務内容

私の業務は、量産に必要な金型の手配です。生産技術部内の成形チームが決定した金型仕様書・製品3Dデータを基に協力メーカーから、型費と工期の見積りを取得し、各金型メーカーの総合評価をした上で、メーカーを関係部署へ提案、関係部署と調整し発注先を決定します。その後、製品データをメーカーへ送り、完成を目指して進捗状況を把握・管理します。

1日の業務の流れ

出社して、メールの確認、その日に対応しなければならない案件を整理します。そして、打ち合わせの予定を確認し、準備し、打ち合わせに臨みます。午後は、協力メーカーから送られてきた見積りの精査や進捗状況をチェックするなど、通常のライン業務を行います。

これまで苦労したこと

大学ではコンピュータ工学について研究していましたので、自動車の金型は専門外でした。部署に配属になってから、金型の知識について先輩から教わりましたが、特に言葉の壁で、専門用語を理解してしっかりと使えるようになるまでは苦労しました。

働いている楊さん

やりがいと喜び

職場の上司や先輩達に相談しやすく、またコミュニケーション取りやすい環境ですので、業務を円滑に進められることです。また、私は中国出身ですが、チーム内に年齢が近い女性先輩もいて、困り事の相談や的確なアドバイスを貰うことで、ストレスを溜めずに働くことできます。

なぜ、KASAIを選んだか

就職活動では、自分の専門分野のIT関係か、自動車関係の企業で中国支社を持ち、かつ留学生を採用する企業に入りたいと思いました。学科の教授からKASAIを紹介して頂き、会社説明会でKASAIの業務内容を知りました。その際に、社宅・家賃補助制度やGW・夏季・年末年始の大型連休が取得することができるなど、色々な制度があることを知りました。私にとって、中国の実家に帰れる回数も働くことの条件で大切なことですので、KASAIを選びました。

KASAIの魅力

三つあります。一つ目は、社員教育・研修制度が充実していること。私自身、社内英語研修を受講してTOEICの点数が上がりました。二つ目に、明るい社風であること。職場に、そして世界に、様々な国の出身の先輩・同僚がいるので、違う文化の人達との交流が楽しく、刺激を受けられます。三つ目は、本社・技術新棟の完成により、明るく広いスペースで業務ができる環境が整ったことです。

相談中楊さん

わたしの「夢」

日々、業務を進める上で必要な知識、技能を身に付けながら、先輩とのコミュニケーションを積極的に取ることを心がけています。また、後輩に対して業務を教えるだけではなく、何か困っている事に対して相談に乗り、信頼してもらえる先輩になりたいです。

学生時代(学業・部活・サークル)について

情報理工学部 コンピュータ応用工学科 卒業
私自身ものづくりが好きなので、大学では「操作者の姿勢や手先位置に応じた制御によるパワーアシストシステム」をテーマに研究し、人間に優しいロポットや乗り物などを制御するための理論知識、プログラミングを学びました。また、サークルや部活動には入っていませんでしたが、建学祭や国際フェアにチャイナドレスを着て、中国の文化や習慣を紹介する活動をしました。

就職活動中の学生へメッセージ

自分の特徴を活かして活躍できるように、自分から、色々なことに挑戦してください。そうすれば、色々なチャンスが生まれると思います。

キャリア

2012-2013年 入社 第4生産技術部 第3課
配属前には工場実習としてBODY SIDE部品に防音・防水用ゴム材(エプトシーラー)を貼る業務を担当し、生産時間を短縮しながら品質を確保するための事前準備や業務効率の改善の大切さを身に付けました。
実習後は金型構造と成形工法の特長を学び、理解した上で、高級車DOOR TRIM部品のインジェクション金型を手配し、金型の設計~完了までの各工程の進捗管理を行いました。
2013-2014年 内装部品を全受注したSUV車種KPM(KASAI PRESS MOLD)金型の手配に携わりました。
2014-現在 SUV車種の手配経験や知識の蓄積で、軽自動車から高級車まで、クラス問わず大きなプロジェクトも担当し、金型サイズに関係なくグローバルに手配しています。2017年4月からは第1生産技術部 第3課にて同業務を担当しています。
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